2006年03月15日

格差なんてなくなるわけがない

格差「広がっている」81%…読売世論調査(讀賣新聞)
県民所得の格差広がる 内閣府(Yahoo!JAPAN/産経新聞)
論説 : 小泉政治の影/負の側面に目をつぶるな(山陰中央新報)

以前、小泉は国会の答弁に於いて
勝ち組、負け組が固定化されてはいけない。
一度敗れてもまた勝てるチャンスを提供することが必要だ

などと答えたそうだが、バカを言ってはいけない

日本の社会に於いて既に勝ち組・負け組なるものは
固定化されており
負け組が勝ち組になるチャンスというのは、
事実上ほとんど存在しない
と考えて良い。

平成15年度県民経済計算について(内閣府)
SNA(国民経済計算)(内閣府)

↑の指標から見ても、そのことは窺える。

これを踏まえて小泉に明らかにしてもらいたいことは、
彼がいわゆる「負け組」なるものに提供しようと言っている
一度敗れてもまた勝てるチャンス」とは、
具体的に何を指すものなのか、ということである。

広がった格差を挽回するためには、
自治体及びそこに属する住民の多大な努力が必要なのは言うまでもないが、
ただそれだけを煽ってみても、実際には追いつけない。
努力の下支えとなる施策的・経済的な裏付けがなければ、
何処まで行っても格差など縮まるわけもない。

それなのに、小泉は「チャンスを与える」としか言わず、
具体的方策には口をつぐんだままだったりする。

政府及び政権与党に、明確にしてもらいたいのは、
まさにその「具体的方策」なのであって、
「チャンスを与える」などという白々しいスローガンではない。

そんなことさえも理解できないで、格差の増大を是認するかの如き態度を取るのは、
政治の無責任が払うべきツケを
国民に払わせようとしているのと同じ
ではないのか?

確かに何事かを改革するには痛みも伴うであろうし、
その痛みに合理的な理由があれば、それは別に受容してもいい
だが、小泉の言う「痛み」に、果たして合理的な理由があるのか
そして、小泉が目指そうとしている改革そのものは、
果たして本当に正しい方向を向いているのか


その辺りがどうにも疑わしい

ともかく、確実に言えることは、小泉が主導する「改革」によって
格差」が消滅するなどということは有り得ない
のであって、
むしろ、その改革」によって、
日本という国家自体の淘汰再編を促そうとしている
可能性がある、ということだ。

どうやらこの国は、内実の伴わない「改革」を標榜する少数の政治家によって
弄ばれているだけ
のようである。
posted by KAZZ at 20:22 | 島根 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | 国内政治(内閣・政府)

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