2006年05月31日

介護の難しさ

まずはこちらの記事を御覧いただこう。

家族介護4人に1人がうつ 65歳以上3割「死にたい」(山陰中央新報)

<引用開始>

 高齢者などの介護をしている家族の4人に1人が軽度以上のうつ状態にあることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。介護者が65歳以上の「老老介護」では、介護者の3割以上が「死にたいと思うことがある」と回答、体の不調を感じている人も5−6割に上り、介護負担の心身への影響の大きさがあらためて裏付けられた。

 調査は昨年6月、民間の在宅介護を利用している家族を対象に実施、8486人が回答した。

 軽度以上のうつ状態だった人は65−74歳が最も多く27%、次いで35−44歳の26%。最も低いのは34歳以下の20%だった。


(共同通信社)('06/05/31)


<引用終了>

結局は特養に預けてしまったが、我が家も少し前まで
祖母の介護で随分と大変な思いをした。

よって、この記事が意味するところはよく理解するし、
それ故に在宅介護に於ける家族の介護負担の軽減を
どのように進めていくかが大きな課題である
ことも重々承知している。

但し、今の制度下に於いて家族の負担を軽減するのは、
正直なところ、無理だろう。
何故ならば、在宅介護の補助をする例えばヘルパーにしても
そう多くの人数が割けるわけではないし、
そうなってくると、やはり家族が相当の負担をしなければ
介護そのものが成り立たなくなる


高齢化社会で最も問題なのは、
結局、このような老年者の介護問題で、
如何なる折り合いをつけるかということなのだが、
どうもそこら辺りが、未だ明確になっていない

介護負担に耐えかねて、別の弊害が起きた場合に
行政や政治は何もケアできませんでした、ではダメで、
然るべき折り合いの指針を作って、
その中で家族が介護とどう向き合えばいいのかを
よりわかりやすく設定できるようにしなければ、
介護疲れによる別個の弊害が今後も起きかねない


何にしても、難しい問題を孕むだけに、
しっかりした議論をしていただかないと困る
もちろんそこに、現在、介護に悩む多くの人々の意見が
少しでも多く取り入れられたなら、言うこともないのだろうが。
posted by KAZZ at 19:49 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内事件・社会

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