2006年07月31日

韓国に言論の自由は無いらしい

先日、盧武鉉が以下のような新聞記事に対して、
嫌がらせ的な取材拒否に打って出た
らしい。
元になった記事と、その後の顛末を報じた記事を、
それぞれ全文引用してみる。少し長いがおつきあい願おう。


<元になった記事>
「帯に短したすきに長し」…任期1年半残した盧大統領(朝鮮日報)

<引用開始>

 今や盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は与党内でも「鶏肋(鶏のあばら骨のように、大して役に立たないが、捨てるには惜しいもの=帯に短し、たすきに長し)」といった存在になってしまったようだ。「北朝鮮の説得に最も失敗したのはアメリカ」と発言したイ・ジョンソク統一部長官を擁護した盧大統領を非難する与党を見ると、そんな気がする。与党議員らはイ長官にもイライラするし、盧大統領にも不満がある。しかし非難ばかりはしていられない与党の苦しい立場は「だからといってこうした非難を公にすることも不適切だ」という文喜相(ムン・ヒサン)議員の発言にそっくりそのまま表れている。今、与党にとって盧大統領とともに歩むのは負担が大きすぎるし、だからといって簡単に決別するのも難しい…そんな存在だ。

 2年前、大統領弾劾を審判した世論は、おとといの補欠選で当時のあの弾劾の主役を当選させるほど180度心変わりした。世論のこうした変化に与党議員たちも追いつこうとしているが、なにせ政権を担う党なので、その足取りは重い。

 盧大統領がイ長官を擁護する際、「北朝鮮の首を締めろとでもいうのか」「アメリカが成功しなかったといってはいけないのか」と発言したのは、先の大統領選で発言した「それなら妻を捨てろというのか」「反米だからどうだというのだ」という言葉を思い起こさせる。与党議員らは変わらない大統領の言葉に納得がいかない。一時、大統領の政治顧問と呼ばれた金元基(キム・ウォンギ)前国会議長も「(政権が)発言の高い代償を払っている」と嘆く。しかし、まさに大統領のその言葉を「たった一言で攻守の立場を逆転させてしまう、持って生まれた話術」「口では金大中前大統領より一枚上」と絶賛した3年半前の与党を振り返れば、まさに隔世の感がする。

 盧大統領は2002年の大統領選での勝利以来、外交安保の専門家と順次、会談した。その席で盧大統領は一貫して「反米ではいけない理由とは何ですか? どんな不利益があるのですか?」と尋ねた。会談した後は側近たちに向かって、「わたしの疑問にきちんと答えられた専門家は1人もいなかった」と話した。そして、こう言ったという。「弟はいつも兄のカバン持ちをしていた。ところがある日、弟が兄に向かって“自分のカバンなんだから自分で持てよ”といった。すると、兄はしばらくボーっとしていたが、弟の顔を見て何も言わずにカバンを持ったそうだ。みんな長い間、“反米は損をする”と考えていただけに過ぎないのだ」

 当時の側近たちは、こんな話を口から口へと伝えながら、「反米だからどうだというのだ」のような発言とその中に込められた盧大統領の識見を誇りに思った。ユン・テヨン大統領演説担当秘書官は昨年夏、大統領府ホームページに次のような文を掲載した。「大統領は洗練された外交よりも率直な外交を追い求めた。残念なことは残念と語り、正すべきことは正してほしい、と話した。国際舞台で大統領のその率直さに深い感銘を受けた諸外国の指導者たちから、高い評価と感謝の言葉をもらった。それは洗練されたマナーから生み出せるものではない。正直とは常に最善の政策だった」

 今、与党でこのような盧大統領への賛辞を聞くことは、政権初期に盧大統領を非難する議員の声を聞くのと同じくらい難しい。今や与党の人々は、現政権の対米政策を盧大統領の武勇談とは思わない。

 政権初期に盧大統領の側近だったというあるベテラン議員は「アメリカに対してあんなに意気揚々としていた盧大統領が、渡米するとすぐにアメリカのご機嫌を取るような言葉を口にし、帰国するとまた“反米だからどうだというのだ”派を意識して、言葉を変えるのを黙って見ていた」と苦笑いした。「盧大統領の外交はアマチュアリズムの極致」という野党の非難に反発するどころか、国会で野党と一緒になって政府を責め立てるのが最近の与党だ。

 現政権の外交安保チームに身をおいた人々の批判はさらに辛らつだ。ある元官僚は「政権初期の中心人物と話してみると、“彼らはアメリカに渡すものは仕方ないから渡すとしても、簡単に渡さずに苦痛を感じさせてから渡すようにすべき”という認識だった。これではアメリカ人の口から“これが同盟といえるのか”という言葉が出ないわけはない。韓米関係がこれだから、この体たらくになるのは当然だ」

 外交分野だけではない。内政についても盧大統領は「何かというと進歩は左派、左派は共産主義者だというが、これは韓国社会の進歩を妨げるガンのような存在だ」「変わり者の保守」「全羅道の方々は私を好んで選んだと思うか? ハンナラ党が嫌だから選んだんだ」「江南不敗(ソウル江南地区の不動産は値上がりする一方で、はずれがない)というが、大統領も不敗で行く」「毎日、江南の人々と食事するような人物が打ち出した政策では江南の税金は取れない」という乱暴な言葉を使った。もちろん、その言葉は言葉だけにとどまらず、そっくりそのまま政策に反映され、国はズタズタに引き裂かれる結果となった。国のムードがこれでは経済もうまくいくわけがない。

 最近「(盧大統領の任期終了まで)あと1年半をどうするべきか?」と聞く人が増えた。大統領が与党でも厄介な存在になってしまい、大統領の代わりとなるべき与党議員たちさえ「一体どうしたらいいのか分からない」とため息をつく始末だから、あと1年半を心配する声が出わけもない。間違いを正そうというなら、掛け間違えたボタンを外し、最初からもう一度ボタンをはめなければならないが、「大統領をはじめ政権の中心勢力にそういう変化は期待できない」というあきらめムードが世間に漂っている。そんなムードを打開し、政権や国を軟着陸させ、国民の不安をなくす1次的な責任は政界にある。「これから国会で大統領と与党を分離して対応する」というハンナラ党のキム・ヒョンオ院内代表の一言に耳を傾けたくなるのも、こうした理由からだ。

ホン・ジュノ記者

朝鮮日報


<引用終了>


<その後の顛末を報じた記事>
「大統領を食べ物に例えた」…大統領府、本紙の取材拒否(朝鮮日報)

<引用開始>

 大統領府は28日付の本紙一面に掲載されていた「鶏肋大統領」という記事に対し強く抗議すると発表した。「鶏肋」とは、中国の後漢書楊修伝に出てくる言葉だ。漢字の意味は「鶏肉のカルビ」だが、三国志の中で曹操が劉備と漢中の土地をめぐって争っていたとき、「大した土地ではないが、手放すのも惜しまれる土地だ」として、「鶏肋」という言葉を口にしたと言われている。本紙の記事は、現在の与党ヨルリン・ウリ党が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領について行くのも難しく、かといって離れるのも難しい立場にあるという意味でこの表現を使った。

 しかし、こうした本紙の報道に先立ち、『月刊中央』も6月号で「盧大統領が与党にとって鶏肋のような存在になっている」と表現しており、また6月6日付の『ハンギョレ21』でも、ある座談会の出席者が同じ言葉を発したと報じられている。ところが大統領府は今回の本紙の記事に対してのみ「国家元首を食べ物に例えた」と強く反発した。

 大統領府はまた、28日付の東亜日報の「税金を払うのがもったいない略奪政府」というタイトルで書かれたコラムについても「大統領と政府に対する憎悪の感情が込められている」と非難した。

 大統領府の李百萬(イ・べクマン)広報担当首席秘書官は「これら新聞のやっていることは、麻薬の害と深刻さを連想させる」と非難した。結局、大統領府は今後、朝鮮日報と東亜日報の取材を一切拒否するとの指針を明らかにした。記者からの電話は取らず、記者に会うこともないという。この指針は秘書室の職員全員に適用すると大統領府が発表した。

権大烈(クォン・デヨル)記者

朝鮮日報


<引用終了>


見る限り、盧武鉉という御仁は「言論の自由」が何たるものか
さもなくば、ウィットあるコメントとは何たるものか
どうやら御存知ではないらしい。
それ故に、このような記事で怒ったりするのだろう。

いやはや、盧武鉉の身勝手さには呆れる以外無い
こんなことでいちいち怒っていたら政治家なんて務まらない
政治家なんて毀誉褒貶があってナンボの商売ではないか
それさえも理解できないようでは、この御仁は政治家失格だろう。

鶏の肋(実際には違う意味もあるようだが)と呼ばれたぐらいで
激怒する政治家が何処にいるのか

こんな人物があの国ではトップを張れているのである。
よほど他に人材がいないのだろう可哀相な国だ

もっとも、この意味に於いては、我が国も韓国をあまり笑える状態では無いのだが。
posted by KAZZ at 19:33 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外政治

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