2007年03月05日

駅名を改名するということ

雄琴⇒おごと温泉 西大津⇒大津京 駅改名へ 観光振興なるか(京都新聞)

駅の改名というのは、うまくいけば観光効果が期待できるが、
失敗すると目も当てられない。

その端的な実例を1つ挙げてみたい。


私が住んでいる島根県出雲市に
「出雲神西」(いずもじんざい)という駅がある。

出雲神西駅 - Wikipedia
出雲神西駅周辺の地図(Yahoo!地図情報)

元々この駅は「神西」(じんざい)という名前で開業している。
それを「出雲大社口」という駅名に変更していたことがある。
出雲大社といえば、言わずと知れた縁結びの神様で知られる
有名な神社である。1993年のことであった。
改名には当時の市長である岩國哲人が相当積極的だったらしい。

が、単に名前を変えただけで、
例えばバス路線を整備したとか、タクシーを常駐させたとか
そのような方策は一切しなかった

これが間違いの元であった。

この、出雲大社へのアクセスがほとんどない駅
出雲大社の最寄り駅と勘違いをして降りようとするお客続出
し、
車内放送で「出雲大社への最寄り駅は出雲市駅です」などと
説明しなければ、観光客にはまったくわからない始末

とうとう総務庁(現在の総務省)からクレーム(要望)がついて
6年後の1999年に現在の駅名に再度改名することになった

駅の改名と一口に言うが、これにはバカにならない金がかかる。
京都新聞の記事にもあるように概ね2億円程度はかかるとされる。
改名に際して様々な状況整備をすれば良かったものを、
何もせずに再改名という事態に持ち込んだ出雲市の罪はきわめて大きい


滋賀県大津市が、よもやそんな失態はしでかさないと思うが、
しかし一歩間違えれば、「出雲大社口駅」の二の舞を踏みかねない

駅名を変えるのであれば、それに見合った状況整備が必要だ。
交通アクセスの設置や改善はもちろんのこと、
何を目玉にするかを決めておき、そこまでのアクセスや
周辺整備を如何に効率的に行うかが重要になる。
それができないと「出雲大社口駅」のようなことになる。

そこら辺を、改名に際して真剣に考えてほしいものだ。
posted by KAZZ at 20:14 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 国内事件・社会

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