2007年03月07日

地デジにしてくれとは頼んでいない

地デジ移行でテレビ廃棄2600万台…業界団体が予測(讀賣新聞)


総務省は当然ながら、こういう事態を視野に入れた上で
地デジ推進を図ってきたのであろう。
従って、2011年に地上波アナログが廃止された暁には
テレビ廃棄対策も当然バッチリと施行されるのだろう。

よもや、そのようなことに対して無策なことはあるまい。

テレビ受像器なんてものは、御存知の方もいるだろうが、
廃棄するのにも相応の金を要する。
家電リサイクル料というヤツを払う必要があるためだ。
買い換え需要を喚起するのは結構だが、
ユーザーはそれだけの負担を強いられるということを
どれだけ考慮に入れているのだろうか。
まさか、全く考慮に入れていないなどという
きわめてバカなことはあり得ないと思うのだが、
それを考えずに放置するのが日本の役所であるだけに
些か心配になってくる。

だいたい、我々ユーザーの側から、
地上波デジタルを推進してくれなどと頼んだ覚えはない。
総務省や電器メーカーの連中辺りが勝手にやっているだけで、
我々はそんな風にしてくれなどと頼んではいない。

そして、メリットばかりを徒に吹聴し、
買い換え需要を喚起せんと躍起になっている。
けれども、メリットのあるものには必ずデメリットもある。
そこを何故明示できないのか。
恐らく、最初からする気はないのだろう。

チューナーを買ってくれば現行の受像器でも大丈夫だとはいうが、
そのチューナーさえも入手できない人だっているかもしれない。
そのような人々に対する方策は、未だ策定されていない。

そもそも、地デジ云々よりも先に、
コンテンツの中身を質的に向上させることの方が
もっと重要ではないのか。

昨今、テレビ番組の杜撰な制作体制が問題になっている。
だが、これらはろくなチェックも受けずに
いつの間にか有耶無耶になってしまうのが常である。
例の「あるある」問題だって、あと半年もすれば
きっと忘れ去られてしまうだろう。
そんなものである。

だが、それではいつまで経っても
テレビという媒体そのものの質が向上しない。
実は日本国政府は、技術力の向上にばかり目を向かせて
コンテンツの中身などどうでもいいなどと思っているのではないか。
放送技術の向上と同じぐらい、
放送されるコンテンツの中身についても
厳しく質を追求していかなければならないのに、
中身の質を置き去りにして技術だけを謳う今のやり方は、
何かがおかしいと思わざるを得ない。

まさか、総務省は、放送技術が向上しさえすれば
コンテンツの質もそれに連れて勝手に上がるなどと
バカなことを思い込んではいないか。

だとしたら、何たる能天気か。
そんな連中が放送行政を担っているなどというのは
もはやお笑い以外の何物でもあるまい。

地デジ推進も結構だが、その前にやることは多数有る。
そのことを、もっと真摯に考えてもらいたい。

まあ、どうせ何も考えられない連中ばかりではあろうが。
posted by KAZZ at 19:35 | 島根 ⛄ | Comment(2) | TrackBack(0) | その他の話題

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