2006年02月06日

マジでバカだろ、こいつらは

ようやくメッキが剥げてきた小泉内閣であるが、
そのタイミングが遅きに失した感は否めない。

格差社会が一段と強調されつつある昨今、
それが「非」であると認めたくない小泉以下郎党は、
「待ち組」なる言葉を使って、
謂われのない責任転嫁を始めるつもりらしい。
ひとまず、以下の記事を御覧いただこう。
全文を引用してみる。

反省すべきは「待ち組」…首相、猪口少子化相ら造語で(讀賣新聞)

<引用開始>

  小泉改革の結果として「勝ち組」と「負け組」の二極化が進んでいるという批判に対抗するため、小泉首相や猪口少子化相が「待ち組」という言葉を使い始めた

 勝ち負けの“二元論”にくさびを打ち込み、改革の影の部分が論点になりそうな風向きを変えたいという思惑もあるようだ。

 待ち組」は、フリーターやニートなど「挑戦しないで様子をうかがう人」を意味する造語。猪口氏は1月31日の記者会見で、「『負け組』は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べて、フリーターらの奮起を促した。

 小泉首相も2日の内閣メールマガジンの中で「待ち組」の存在を指摘し、そういう人々も持てる力を存分に発揮し、創意工夫を活(い)かすことができる社会にしなくてはならないとつづった。

 こうした首相の呼びかけに連動するように自民党では、衆院当選1、2回を中心とする若手議員約50人が2日、「若者を応援する若手議員の会」を発足させた。会長の西村康稔衆院議員は設立総会で、「猪口大臣も全面的に協力する。若い世代の声を吸い上げ、国民運動を盛り上げていきたい」と訴えた。

 同会は6月までにフリーター・ニートや少子化対策に関する政策を提言する方針だ。


<引用終了・太字/赤字部分は引用者による>

何だか、やっつけで作った出来の悪いジョークを聞かされているようだ。

この人たちは、自分たちでこれらの層を生み出したという自覚を
てんで持っていない
のだから大笑いである。

何故「機を窺う」人々が増えたのか。
一般社会の流れが明らかに停滞しているからであろう。
では、何故そのようなことになったのか。
改革の名の下にいじる必要のないところまでいじり倒した結果
一般社会の中に極端な格差が生まれるのもやむを得ないという
妙な風潮を生んでしまったから
に他ならない。

自立自立と簡単にこの人たちは言う。
そりゃ誰だって自立しないよりはした方がいいに決まっている
だからそれを達成するべく、毎日を生きていくわけだ。
だが、一億総中流だなどという幻想を打ち壊した結果
自立の名の下に苛烈な生存競争を仕掛け
国民を意味もなくあくせく動かした結果
何も残り得ないような社会構造にすることが
小泉の言う「構造改革なのだとしたら、
それはつまり、ただの国民イジメではないか。

猪口などは言うに事欠いて、
「『負け組』は立派だ。
その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」

などと寝言を言い出す始末。
で、政府はその「立派な」負けた連中に何かケアをしたのか?

小泉も寝惚けたことをメルマガに書いている。
「そういう人々(待ち組)も持てる力を存分に発揮し、
創意工夫を活(い)かすことができる社会にしなくてはならない」

スローガンだけで一つもそういう社会になっていないではないか。

この人たちはマジでバカなんじゃないか?

別に競争社会が全面的に悪いとは思わない
適度な緊張を生み出す何らかの競争を有する社会
国の発展を促す可能性を大いに有していると思う。
しかし、現実にこの人たちが指し示している競争社会は、
そういう適度な緊張を生む社会ではない
現に、そうした悪弊が既に様々な形で表出しているではないか。

Livedoor然り、耐震偽装問題然り、昨春のJR西日本管内の脱線事故然り、
東証のシステムダウン問題然り、その他諸々。
これらの事象は、もちろんそれぞれの企業体質にも端を発しているが、
それ以上に、そうした企業風土を許容した社会を構築しようとする
政治にも一定の責任があるのではないのか?


そういった責任を何ら総括することもなく、
堂々と開き直ったり無意味な責任転嫁などされても困るのだ。
社会は政治家の玩具ではないのだ。
その中に人々が生き、暮らしている重要なファクターなのだ。
そんな当たり前のことも理解せず、二言目には
やれニートが悪いフリーターが悪い
少子化が悪いなどと、いったいどの口が言い出すのか

最近では国民いじりでは飽き足らないのか、
皇室まで意のままにいじろうと思っているらしい小泉だが、
そんな不遜な政治家など、とっとと表舞台から退場してもらえないか
これ以上、彼の思惑に振り回されたくない
posted by KAZZ at 20:24 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | 国内政治(内閣・政府)
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国民を蔑む小泉・竹中・猪口の3氏
Excerpt: またまた国民を蔑(さげす)む大臣がでしゃばり出て来た。猪口邦子・少子化男女共同参画担当大臣だ。 猪口大臣は1月31日の記者会見で、「『負け組』は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは..
Weblog: エヌのブログ
Tracked: 2006-02-06 22:15
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