2006年02月15日

地デジに必要性を感じない

私ももちろんテレビを所有している。
以前ほど頻繁に見なくはなったが、それでもたまに見たりしている。

最近、民放のCM地デジがどうしたこうしたと盛んに訴えている
放送局自ら御立派なことだと思うのだが、
いったい誰が現行の地上波アナログ放送から
地デジ、つまり地上波デジタル放送への全面切り替えを欲しているのだろう?

どうもそこら辺がよくわからない。

テレビが消える日:/14 「買い替えるくらいなら見ない」 視聴者離れ恐れる放送局
(毎日新聞)

↑は、今日私がたまたま読んだ毎日新聞に載っていた記事である。
私もたぶん、この記事に載った意見のように
現行スケジュール通りに切り替えが行われたら
テレビを本格的に見ない方向にシフトするかもしれない
(もっとも、CATVに加入しているので本当にそうするかどうかはわからないが)

正直な話、今の状態で数年後にアナログ停波→地デジ全面開始となること
技術的な側面はともかくとして、そうでないソフト的な側面に於いて
如何なる寄与をするのか、私にはよくわからない

それどころか、2011年を以て全面移行しなければならないほどに
地デジにこれという必要性を感じない
のである。

そもそも、放送技術が向上したり進歩したからと言って、
コンテンツも同様に進歩するとは限らない
のである。
逆に退化を招くことだって十分にあり得るぐらいだ。
地デジの売りであるところの高画質・高機能が、
コンテンツの側で必要とされない可能性さえある
(例えば、お笑い番組やバラエティ番組にそのような高機能が必要とは言えまい)

かかる状況下で1兆円超もの設備投資を行ったところで、
それを回収することも容易にはままならないのが現実なのに、
何故そうまでして地デジ化を急ぐ必要があるのだろう?

地デジ検討委:アナログ放送終了に「再検討」の意見(毎日新聞)

そうした状況を踏まえてなのかどうなのか、
総務相の諮問機関である情報通信審議会の中に設けられている
地上デジタル放送推進に関する検討委員会において、
アナログ停波の期限を見直してはどうかという意見が多発したそうだ。

確かに、より効率的な電波利用ができるというメリットはあろう。
しかし、正直なところ、ごく一般的なユーザーである我々からすると、
それさえも有効な説得材料になりかねる
ような気がする。

つまり、国策として地デジへの全面転換を推進したいのであれば、
国民に対してもっと買い換え需要を幅広く喚起できるような
説得材料を提示しなければならない
のに、
政府が掛け声だけでそれをしないものだから、
放送局が「地デジ、地デジ」と大騒ぎするだけの結果に終わっているような
そんな気がしてならない。

このままでは、2011年のアナログ停波時に
大々的なテレビ離れが発生する可能性さえも否定できない
のだが、
そんなことになった場合、政府はどうするつもりなのだろうか
posted by KAZZ at 19:51 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 国内政治(その他)
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