2004年12月24日

対応の違い

同じ政党に降りかかった同様の事例に対して、
議員辞職する者としない者とに対応が別れるというのは、
果たして適切なのだろうか。


鎌田さゆりなる女性議員(宮城2区)の方は、
政治活動こそリタイヤはしないが、
議員辞職はすると言い切り、
実際に衆院議長に辞職願いを提出して、受理されている。
一方の今野東なる議員(宮城1区)の方は
議員辞職はせず、引き続き行政訴訟に場を移して
争うことにしたらしい。

要は「報酬を払う約束で電話作戦を行ったこと」が違法かどうか、
ということを問題にしたいらしいのだが、
原則的に選挙運動は無報酬のボランティアで行うものであり、
「報酬」が噛んでくる段階で既におかしいだろう。
電話作戦そのものが問題なのではなく、そこに「報酬」が絡むことが
そもそもの問題だということを、民主党は認識すべきだ。

それ以前に、私も実はこの「電話作戦」なるものに
駆り出されたことがある(仕事の関係で仕方なく、だが)が、
こんな不毛なものに時間を割くことのバカバカしさといったら。

要するに、選挙における電話作戦によってかけられる電話は、
ネットにおけるスパムみたいなものであろう。
受ける方にしてみれば、これほど面倒なものもない。
いや、もちろん適当に受け答えしておけばそれで済むけれども、
出来るならこんな無意味な電話など
かかってきてほしくもないし、受けたくもあるまい。

民主党などは何をトチ狂ったか、
「電話作戦を合法に」などという法案を提出したというが、
このような電話の存在が迷惑だと思ったことがないのか。
悪徳なセールス電話と同じようなものではないか。
こんなものを合法になどしたら、
世の中の迷惑電話の数が増えるだけだ。

民主党はもっと合理的でスマートな考え方をするのかと思ったが、
意外に情けない考え方しかしないのだと失望せざるを得なかった。

で、この2人の議員だが、
辞職した女性議員は自身の将来のことも考えて
現実的な選択(自主的に辞めれば出馬は出来る)をしたと言える。
一方、辞めなかった議員は、もし行政訴訟で敗れた場合、
民主党がどういうフォローをこの議員にするのだろう。
もし、うまいフォローが出来なかった場合、
大変な禍根を残すことになりはしまいか。
posted by KAZZ at 20:29 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治(政治家)
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