2006年03月10日

小泉改革は「国民のため」、「日本のため」の改革か?

「小泉改革の総仕上げ」行革推進法案を閣議決定(讀賣新聞)

小泉の掲げる改革というものが
果たして国民生活の何に寄与しているのか

不勉強な私にはどうも今一つ理解し難い
何かこう小泉純一郎及びその取り巻きの自己満足のための
「改革」にしか見えない
ように思われる。
郵政民営化なんていうのはその最たるものであろう。

そして今、行政改革推進法案なるものを閣議決定している。
要は「小さな政府の実現」が最大目標であるこの法案は、
記事中にもあるように様々な施策が盛り込まれている。
特に重点的に行われるらしいのは、以下の5分野だという。

●政策金融改革
●独立行政法人の見直し
●特別会計改革
●総人件費改革(公務員削減)
●国の資産・債務改革


なるほど、これらは確かに重要性のある課題であろう。

しかし、だ。

国民生活に「格差」、それもこれまでとは比較にならない程
大きな「格差」が生じる
ことを是認した上での施策に、
小泉は何ら責任を持とうとしていない

改革」と言えば、確かに聞こえはいいだろう。
小さな政府」と言えば、なるほど良いことのように思える

しかしながら、これらが実は「政府が取るべき責任の放棄」と
同義語だったとしたらどうなのか
何でもかんでも民間任せを推奨するかの如き態度は、
裏を返せば、政府が本来背負うべき責任やコストまでも
積極的に放棄しようとしている
とも受け取れよう。

もちろん、民間にやらせた方が良いこともあるのだから、
それは民間で賄ってもらえばいいと思う反面、
例えば耐震偽装問題にあるような問題において、
検査をした民間業者が問題であると一方的に言い立てるだけで、
政府は何ら責任を負おうとしないようなケースは
果たして正当化され得るものなのか。

そういう政府(もっと言えば国)の責任を「改革」という名の下に放棄し、
知らんぷりを決め込むような姿勢は断固許されてはならない
小泉が盛んに提唱してきた「改革」が、もしそのようなものだったとしたら、
彼及びその内閣は、その結果について、如何なる弁明をするのか

恐らく、小泉以下郎党にそのような弁明などできっこない

何故か。

それが即ち、国勢の大局を無視した
彼らのマスターベーション的意識に拠ってしか行われていない
からだ。

国民のため日本のためと彼らは言うが、
それは所詮、彼らの政治的マスターベーションの免罪符でしかない。
本当に「国民のため」だの「日本のため」だのと思っているのなら、
この「総仕上げ」などと位置づけられている法案こそ、
真っ先に論じられ、且つ実行されるはずのものなのだから。

それを、この期に及んで持ち出してくるということは、
彼らの掲げてきた「改革」なるものが、
実は「国民のため」でも「日本のため」でもなく、
単に彼らの自己満足のためだけにしか為されていないことを
それとなく示しているだけに思える。
posted by KAZZ at 20:27 | 島根 | Comment(0) | TrackBack(4) | 国内政治(内閣・政府)
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