2005年01月17日

10年目のこれから

阪神・淡路大震災から、今日で10年目。
記念行事が神戸で行われた。

あの朝のことは、まだよく覚えている。

目が覚めたのは、揺れる30秒ぐらい前。
程なくグラグラと揺れた。
私の住んでいる辺りでは震度2〜3ぐらいだったか。
ともかく私はテレビをつけた。
しかし、ニュースらしきものは放映していなかった。

しばらくすると、それなりに大きな地震らしいことは
うっすら伝わってきたものの、依然として詳しい情報は
テレビからは伝わってこなかった。

午前6時30分頃、ニュースの動きが慌ただしくなった。
どうも震度7クラスの大地震らしいとわかってきたためだ。
その後、テレビ画面に映し出された
神戸方面の様子を見た私は、愕然とした。
いったい、あれは何だ、と思った。

その日、島根では雪が降った。
私はその日、会社を休んだ。
そして、テレビで地震の被害の様子を見続けた。

地獄絵図だった。
あんなものは、二度と見たくないと思った。
けれども、その地震に直面し、被災している人たちがいた。
その日1日、私の頭の中は、混乱し続けたままだった。

6千人以上の人命を奪い取った地震から10年。
確かに町並みは元に戻りつつあるらしい。
しかし、そういう「形だけの」復興を、
本当に復興と呼んでもいいのだろうか。

今も心に深い悲しみと苦しみを背負う人たちがいる。
PTSDに悩む人たちがいる。
地震で家を失い、その後に家を建て直した人たちの中には、
倒壊した家と、建て直した家のローンに悩む人たちもいる。

表面的な回復だけを以て、復興を声高らかに叫ぶことは、
私には出来ない。

むしろ、10年目のこれから、解決すべき問題は
少しずつその姿を見せ始めていくのではないか。

あれから10年。
しかし、阪神・淡路大震災は、まだ終わっていない。
posted by KAZZ at 19:38 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内事件・社会
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