2005年04月22日

結局、それしかないのか

「反省とお詫び」だそうである。
アジア・アフリカ会議、通称バンドン会議において、
小泉首相が演説をした中で、歴史認識について
反省とお詫び」を表明したという。

結局、それしかなかったということなのか。

本来ならば、ここで強気に出ても良かったのかもしれない。
だが、これ以上、国内外に混乱をもたらすのは得策でないと考えたのだろう。

とはいうものの、本当にそれで良いのだろうか。

こうした言質を与えてしまったことは、小泉にとって、
いや、日本にとってマズい失策ではないか。

こういった言質によって、中国や韓国は「根拠」を得たと思い込み、
要らぬことを次々と言い寄ってくる可能性があるだろう。
そうなった場合、小泉は如何なる行動に出るのか。
こういう状況では、既に選択の幅は相当狭くなっていることが予想され、
従って某かの対応をするにしても、日本主導で進めることは難しい。
ということは、自ずと日本の進むべき方向は、
延々と謝罪街道まっしぐらということになってしまうだろう。

これまでそうしたこととは対極の道を進んできたはずの小泉にして、
こういう発言をしなければならないということ自体、
論拠も責任意識も大して持たないままに、
徒にナショナリズムを煽り立てるしか能がない小泉の限界を、
図らずも露呈した格好だろう。
政治的な決着の存在すら信用する気のない連中にとって、
彼が今回したコメントは、まさに「渡りに船」と言えるだろう。

たかが一度のコメントと言うなかれ。
このままでは、健全なナショナリズムの発露すらできなくなる。
主権国家であるにもかかわらず、いつまでも過去の贖罪のみに追われ、
真っ当なナショナリズムの発露すら、下手をすると許されないかもしれない。
更に、再三小泉が言う「未来志向」など影も形もない中韓の要求や発言を、
この発言を根拠にして、安直に許容しかねない。

その意味で、小泉の罪は重い。
彼はもっと発言に慎重たるべきだった。
posted by KAZZ at 21:01 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治(その他)
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