2005年05月20日

審議拒否するぐらいなら国会議員になんかなるな

国政における野党の皆々様方は、某かの気に入らない法案なりがあると
まるで判で押したかの如く「審議拒否」という戦術をお採りになられる。

一種のブラフとしてこれを口にしているうちはまだいいが、
実際に実行に移されると、妙に腹が立って仕方がない。
そしてこんな疑問をついついぶつけたくなる。

「国会審議を嫌がるくせに、何故国会議員になっているのか?」

たぶん、その疑問には民主党の誰もが答えられないだろう。

郵政民営化法案の国会審議において、
民主党や社会民主党が審議拒否戦術に打って出る
ようである。
この問題に対する特別委員会の設置を拒否してのことらしい。

日本の国会議員、特に野党の皆々様方は、
よほど思考力のないお方ばかりが雁首を揃えているものらしい。
いくらそれが彼らなりの議会戦術であったにしても、
国会議員が自ら進んで審議の機会を放棄するというのは、
ある種の犯罪に近い行為だと思う。

だってそうだろう。
民主主義社会に於いて、国会にせよ地方議会にせよ
代議員として選ばれし人たちは、有権者の文字通り「代理」として
それぞれの議会に於いて真摯に議論を尽くし、
法案なり何なりの中身を煮詰めながら、
より良いと思われる方向に国を導いていくのが最大の役目であり、
それ故に、そのバックグラウンドである議会での審議を
「戦術」の名の下に安易に斬り捨てようとするのは、
要するに彼らを選出するために一票を投じた有権者たちの
政治に関わる機会を奪っているのと同じこと
なのだ。

理由が何であれ、国会での審議をしないというのは
有権者に対する重大な裏切り行為であり、
如何に真っ当な理由があっても許されるべきことではない。

審議拒否などという前時代的な戦術にしか
自らの存在価値を見出せないような政党であるならば、
国政に参加する資格もなかろう。
特に民主党の場合、政権与党になることを狙っているようだが、
そんな目論見を持つ政党が国会審議の機会を自ら捨てるようでは
とても彼らに政権など任せられない。

私が思うに、そもそもこのような戦術は
国会における論戦によほど自信がないか、
さもなくばそのような能力を有する議員がきわめて少ない政党が、
半ば捨て鉢になって採る戦術であって、
それを、仮にも政権を担うことを最大目標に掲げる政党が
先陣を切って行おうとすること自体、
民主党の政権担当能力にきわめて大きな欠落があることを
自らの態度によって示しているのと同じことだと言える。

もっとぶっちゃけた言い方をしよう。

つまり、民主党は端っから政権を担当する気などないのだ。

だから、政権担当能力皆無とも言える社会民主党と共に
あのような戦術に打って出るしかないのである。

これでは、民主党に投票した有権者が可哀相だ。
posted by KAZZ at 20:28 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 国内政治(政党)
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