2005年07月15日

そうか、じゃあ私は少数派なんだな

郵政民営化法案について小泉純一郎曰く、
「国会では反対論がかなり出ているが、国民の多数は民営化を支持し、
わたしの進める改革に信頼を置いてくれている」だそうだ。


なるほど、そうか。
それじゃあ私はどうやら彼の認識の中では少数派に属するらしい。

まあいい。別にそれは大した問題ではない。
要は、小泉が是が非でも国会を通してやろうと躍起になっている
郵政民営化法案なる彼個人の野望が、
未だに彼の中では大いなる比重を占めているということであり、
そのためには、他にも多数あると認識されている重要な案件など
彼の中では優先順位がずっとずっと下であるということを
改めて世に示したことになるこの発言を私は情けなく思うだけだ。

彼は、国民の多数が民営化を支持していると言うが、
現にその国民が選んだ国会議員や地方議会議員の多くが
この法案に某かの理由で反対を唱えているという事実は
いったいどう評価すべきなのだろう?

小泉の中には、彼自身が唱えること、
彼自身が行うことは全てにおいて是であり、
それに抗するものは全てにおいて非であるという
かなり独り善がりな認識しかないのではないか。

そうでなければ、今性急にやる必要性がきわめて薄い
この法案にここまで執着する必然性がない。
彼の自民党総裁の任期中に、維持でもこの法案を成立させることが、
彼の政治家としての「上がり」という認識の下においてのみ、
この法案を成立させることに躍起になるというのは、
正直なところ好ましくない。

彼は彼の野望で国民を弄んでいるだけであり、
そんなことにつきあわされる国民はたまったものではない
彼の中には結局、功名心と野心しかなく、本来国会議員が最も大切にすべき
国民への意識が何処にも存在しない。

確かに、北朝鮮による拉致事件の被害者を一部ではあれ
救出できたことは彼の大きな得点であったと思うが、
それ以外に彼の得点は思ったほどなかったりする。

自民党をぶっ壊すとの威勢のいいスローガンをぶち上げて
大躍進した首相就任当初に比べると、
今日の国会質疑では何ともはや腰の低いところを見せて、
何としてもこの法案を通してやろうと躍起になっている醜態を
晒しているだけではないか。
自民党を壊すどころか、いざそういう事態になったら
途端に腰が引けてしまっている体たらく
である。

そんなに法案を通したいのなら、もっと強気でいいではないか。
何故いちいち他の国会議員に媚びなければならんのか。

結局、彼の政権基盤というのは、そのぐらい脆いものだということで、
だからこそ威勢のいいスローガンと反対のことを
臆面もなくやろうとすることができるのであろう。

まあ、一つだけ確実なことがあるとするならば、
結局、小泉純一郎に自由民主党など壊せるわけもなかった
ということだけである。
posted by KAZZ at 21:37 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治(内閣・政府)
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