2005年07月21日

本気度ゼロ

長野五輪に関する招致委員会の帳簿焼却問題解明のため、
長野県は長野地方裁判所に対して、
八十二銀行にあるという招致委の口座の記録の
証拠保全を求めたようで、地裁はこれを認めたそうである。
八十二銀行側は裁判所の決定に従う意思を見せているそうだ。

信濃毎日新聞記事 / 毎日新聞記事

この問題、田中康夫が知事に就任した頃から
ずっと「解明する」などと言っていたのに
それからもう3年以上経過した今になって
まだこのようなことをやっている

つまり、これまでの状況から鑑みて進展など期待のしようもなく
今回のこの件にしたって、「この問題を忘れたわけじゃありませんよ」
というポーズをとっているに過ぎない
ことは明白だ。

この問題については、田中康夫の常套手段としての調査委員会、
その名も「長野県」調査委員会がある。

この委員会そのものは、五輪帳簿問題だけでなく
他の事項についても取り扱っているようだが、
そのメインディッシュとでも言うべき調査対象は、
やはり五輪帳簿問題のようだ。

ところが、最初のうちこそ比較的間を詰めて開催されていた委員会は、
昨年8月の一般市民との意見交換会を最後に沈黙に入ってしまった。
そして今年1月、唐突に公開説明会なるものが行われたが、
それを最後に委員会としての活動報告は上がっていない。
唯一上がったのは、報告の遅れを告知する文章だけだったが、
それとて儀礼的な言い訳の域を出ない代物であり、
いくら証拠証言の確保に時間を要するからと言ってみたところで、
委員会の怠慢があるのではないかという疑念が生じても
致し方ないような面はある。

このような委員会の有り様からも推測できることだが、
結局のところ、田中康夫が五輪帳簿疑惑を解明しようとする本気度は、
限りなくゼロに近い、いや、もっと言うならばゼロだと思って良い
それだけのことを本気でやろうとしていたならば、
今の段階においてかなりの事実が出てきているはずだ。

だが実際に、こうした保全の申し立て一つをとっても、
もっと早くできていたはずという疑念は払拭できないし、
それどころか、委員会結成前も含めて3年以上も時間を要しながら、
実は何ら成果が上がっていないこの調査への批判封じのために
こうした申し立てをこの段階で行っているのではないか
という
別の疑念も浮かび上がってくる。

何はともあれ、数々の御為ごかしのパフォーマンスなど二の次にして
迅速且つ公正な調査を早い段階から行わなかったことが、
結果として多くの批判を招いているということに
些かの反省もないようでは、問題の解明など到底無理である。

そういえば、どこやらの日記では、(例の如く)速報などといって
このニュースを大々的にぶち上げていた
らしいが、
そんなヒマがあるのなら、どうして以前から
この問題において田中康夫のケツをひっぱたく真似をしないのだろう。

まあ、そんなことができるぐらいなら、とっくの昔にやっているだろうし、
彼がそうした論調を表に出そうとしないということは、
彼も本当は田中康夫がこの問題を先送りしまくっていることを
是認している
からに他ならないわけだけれども。
posted by KAZZ at 20:14 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 田中康夫長野県政
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