2005年08月05日

堕落する新聞メディア

再三にわたってこのブログで言及してきているように、
郵政民営化法案というのは、小泉純一郎の個人的野望の具現化に過ぎず、
それ以上の意味は何一つないのが実際のところである。

で、それが今国会で可決成立しなければ、
衆議院解散だ何だと小泉は1人で大騒ぎしていて、
自民党や公明党が勝手に右往左往するぐらいならまだいいとして、
内閣までもが同じように右往左往するのは、些か問題がある。

内閣には重要な仕事が多々あるわけで、
現実に今も郵政民営化以外の様々な問題が山積している。
いろいろな新聞を見ると、何故か揃って「可決させよ」と
異口同音に社説などで述べていたりするのだが、
朝日讀賣産経日経がそのように書いた。毎日だけは明言を避けている)
そもそも一法案が通らないこと程度を以て
衆院解散などと言い出す方がおかしいのであって、
そのことに疑問なり苦言なりを呈するのが本来の提言なのに、
新聞の連中はどいつもこいつも、たとえ理由がどうであれ、
一政治家の野望につきあってあげなさい」と言わんばかりの
低姿勢ぶりを小泉に対して見せるだけ。誰もそれをおかしいとは思わない

自身も権力の持ち主であるマスメディアは
いつから政治権力に媚びへつらうようになったのか。
もちろん、絶対的反権力だけでは立ち行かないのも確かだが、
だからといって、明らかに何かがおかしい郵政民営化問題について、
単なる野望を振り回す首相に諫言も苦言も呈することができない
マスメディアの情けなさには、ほとほと呆れるより他ない。

これでは到底、マスメディアが政治家の批判などできるわけがない。
政治的空白だの、国益の損失だの、それを言うのであれば、
国会議員諸々に言う前に、まず小泉に向かって言うべきだろう。
実効性に疑問のある民営化法案を振りかざして1人で騒いでいるのは
いったい何処の誰で、それは何のためなのかということを
マスメディアはもっと掘り下げなければなるまい。
私も含めた国民の多くは、何故小泉があそこまで郵政民営化に固執するのか、
どうもイマイチ理解できていない

ならば我々が知る権利を負託しているマスコミに、
その辺りをしっかり追及してもらい、
果たして本当に郵政民営化は合理的なことなのか、
将来のためになるのかを、しっかり検証しなければならない。

なのに、それまでろくに検証も主張もしてこなかった連中が、
いきなり「政治的空白を作ってはいけない」などという
如何にももっともらしい理屈で「法案に賛成せよ」などと言い出す。
この理屈がどうにも理解できない。
新聞連中はそんなに小泉に媚びを売りたいのか
それでよく「社会の木鐸」だなどと言えたものだ。
日本の新聞はどうやら相当堕落しているらしい。
posted by KAZZ at 21:14 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | マスコミ・メディア
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