2005年08月17日

選挙は政治家の玩具か?

自由民主党郵政民営化反対派の新党がようやく発足する運びとなり、
その名も「国民新党」と銘打たれたそうだ。

発足議員は次の5名。

綿貫民輔(前自民・衆院・元衆院議長)=党首
亀井久興(前自民・衆院・元国土庁長官)=幹事長
亀井静香(前自民・衆院・元政調会長)
長谷川憲正(前自民・参院)
田村秀昭(前民主・参院)

どういうわけなのか、民主党から同調者が1人出ているのが滑稽だが、
戴く頭が商家のボンボンでは信用できないということなのか。
また、あれだけ旗振りをやってきた亀井静香が無役というのも妙だ。
これには何か思惑があるんじゃないかと勘繰りたくなる。

何にせよ、自民離党組の新党としては12年ぶりだそうで、
確かにその行く末は注目されるのかもしれないが、
結局、思ったより人数を集められなかった、
つまり「自由民主党」ブランドを上回る魅力を
他の郵政民営化反対派議員に提示できなかった
時点で
この新党は負け組に入る可能性大だと考えられる。
また、地盤の強固な綿貫や亀井静香はともかく、
亀井久興は当選の確証も薄いのに、幹事長など引き受けて大丈夫なのか。

どっちにしても、小規模でしかも設立の時宜を遅い方に間違えた感のある
「国民新党」が、果たして国民の支持を得られるかは難しいだろう。

で、自党からも離反者を出した民主党は、
自民党分裂選挙対策室」なるものを設立し、
埋没回避に向けて躍起になっているようであるが、
彼らはその前に、自党からこのような形での離脱者が出たこと
まずは真摯に考えなければなるまい。
離脱する議員が出たということは、民主党内において
その政策(マニフェスト)に批判的な人間を内包している

可能性はまだあるということ以外の何物でもないからだ。

まあ、今更の如く設立された新党のことはこれぐらいにして、
自由民主党が推そうとする対抗馬の人選というのが、
これまた実に滑稽きわまりない状態になってきている。

Livedoorの堀江貴文などはその典型と言っていいだろう。
だいたい、推す理由が「郵政民営化賛成」しかないのである。
このデタラメさ加減をどう解釈したらいいのだろう。
小泉は「タレント候補はダメだ」と飯島勲首相秘書官や武部勤幹事長に
再三にわたって言っているらしいが、
堀江などは明らかに「タレント候補」の部類に入る人物だろう。
それを選挙に担ぎ出そうとする浅薄さはいったいどうなのか。
しかも堀江に関しては、民主党までが接触を持っていたという。
人材難なのか、人を見極める能力がないのかは知らないが、
この節操のなさは国民を愚弄しているとしか思えない。

結局のところ、選挙なんてものは政治家の玩具でしかないらしい。
格好の玩具を与えられた政治家たちは、
ゲームでもするかの如く喜んで選挙ごっこに没頭している。
何だか、つきあいきれなくなってきた。
posted by KAZZ at 23:53 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治(選挙)
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