2005年08月29日

【選挙公示直前SP・3(了)】「虻蜂取らず」、または「二兎を追う者は一兎をも得ず」

長野県知事・田中康夫が新党日本の代表になって1週間ちょっと。
政党の代表職と県知事の職務を片手間のやっつけでこなそうとする
田中
であるが、さすがに衆目の印象では「無理」で一致するらしい

で、両立の解消を田中に呼びかけるべく、幾つかの動きが出始めた。

田中康夫党首を応援する会

↑の団体は、田中の改革はむしろ国政向きだとかいう
わけのわからない理屈
で田中を国政に送り出さんとする、
ともすればネタにすら思われがちな団体だ。
サイト上に鎮座する、ツッコミどころ満載の宣言文を読んでみたが、
真摯さは全く感じられなかった
選挙への便乗で名前を売りたいだけにさえ思える。

一方で、松本市や南安曇郡域の有志が作る市民グループ
県政改革実行委員会」では、知事の辞職勧告書を出したそうだ。
こちらは大真面目にその勧告書を県庁に持参したというのだが、
田中が不在だったので代理人に渡したそうだ。

ちなみに後者の会は、昨秋に行われた田中県政検証集会を主催した
長野県政を考える会」が母体となっているという。
こちらはその行動にせよ論理にせよ、真摯さが感じられる。

再三書いているように、
私は知事職と政党の代表者の職務は兼任できないと考えている
共に重い責任を負う重要な仕事であり、
それらが向かうべき方向はかなり違っている

片手間のやっつけでやればいいなどと思っていたら、
どちらの仕事もうまくできなかったなどという事態になることは
早晩避けられなくなる
ことは目に見えている。

現に早速、今日行われた日本記者クラブ主催の党首討論会を
知事としての公務を理由に欠席している

こういうものは、いくら「脱・記者クラブ宣言」などという
愚にもつかぬ宣言を出して、表現者を愚弄することしかできない田中が
仮にも新党日本という公党の党首である以上は、
万難を排して出席しなければいけない
類のものではないのか。
その場は、公示前に公党として堂々と政策や理念などを主張する
有益な場となっている
(はずだ)と考え・・・
・・・るわけもない
だろう。

繰り返すが、脱・記者クラブ宣言を出しているような御仁である。
どのツラを下げて日本記者クラブ主催の討論会に出席できるものか

また、田中のことである。
彼が主役になれないことが目に見えているあの場に、
わざわざ出て行く必要はないという判断もあった
ものと推測される。

ともあれ、かかる見識で長野県知事と新党日本の代表職を
本気で両立できると勝手に思い込んでいる田中康夫
が、
今後も片手間のやっつけで両方を適当にやり過ごそうとするのであれば、
長野県民は本気で田中を追い出しにかかった方が良いと思う。
無論その際には、このところ百条委員会で取り上げられている疑惑だけでなく、
この5年の間に田中の県政がもたらした様々な混乱などについて、
田中の責任を明確にしておく必要はある
ただ辞めさせて知事のクビをすげ替えれば済む問題ではない

長野県知事として、新党日本の代表者として、
自分のケツは自分自身で拭けと田中に認識させなければならない
当然、それだけの義務があることを承知の上で、
彼は長野県知事をやり、新党日本の代表をやっているのだから

言葉は悪いが、やり逃げを許してはいけない

ちなみに、一橋大卒の自称作家・田中康夫なら
当然知っていると思うが、我が国・日本には

「虻蜂取らず」
「二兎を追う者は一兎をも得ず」

・・・という諺がある。
何となく思いついたので、最後に書いておいた。特に深い意味はない。
posted by KAZZ at 21:19 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 田中康夫長野県政
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