2005年09月05日

選挙に行こうじゃないか

さて、9月11日は衆議院選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の日だ。
全国的に選挙選挙の毎日が続いている。
(台風や豪雨でそれどころではない地域もあるが)

こんなことを書いたって何ら自慢にもならないが、
私はこれまで、1度を除いて選挙と名のつくものには必ず出かけている。
(1度だけ、不在者投票も含めてどうしても行けなかった)
そうしないと、こうやって政治に文句が言えないからであり、
選挙で投票行為をしないことには、自分の意思が示せないからだ。
(言うまでもなく、実際に重要なのは後者なのだが)

さて、ここに2つの新聞記事がある。

衆院選:「必ず投票」75% 有権者の関心の高さ裏付け(毎日新聞)
衆院選「大いに関心」が61%…読売15万人調査(讀賣新聞)

どちらも今回の選挙について世論調査を行い、
有権者の関心がかなり高いことを結果として挙げている。
大変結構なことなのだが、本来、この状態が当たり前なのである。
それが、何故政治に関心を呼び起こせないまま、今日まで来たのか。
3点に分けて考えてみる。

【1】政治家の言葉

 まず1点は、政治家が使う言葉の問題。
 政治で使われる言葉というのは非常に難しいことが多い。
 それを果たして何処まで平易な言葉で伝えられているか
 もちろん、何処ぞの総理大臣のように平易化を極端に推し進めた挙げ句に
 ワンフレーズポリティクスの罠にハマってしまう
ようでは良くないわけで、
 言葉数は少々多くても、平易に伝わる表現が大事であろうと思う。

 そして、政策課題を伝える際には、主語の明確化も重要であろう。
 例えば、「国民」という言葉。「国民」にも千差万別あるわけで、
 どういう「国民」にとってその課題は重要なのか
ということを
 明確にしない政党や政治家が多いように思う。
 この辺りをもっと明確にしていかなければ、
 多様な「国民」の理解や信頼が得られないと考える。

【2】煽るだけのマスコミ

 第2点はマスコミの問題。
 我々はこの業種の人たちに「知る権利」を負託しているが、
 それをわかっているのか、いないのか、
 マスコミの報道姿勢には理解に苦しまざるを得ないことが多い
 選挙の予測報道などを見ていると、何でこの人たちは
 そういう無意味なことに労力を割こうとするのか不思議でならない。

 重要なのは、単なる選挙の結果予測ではなく
 その結果が出た後がどうなるかなのであって、
 そのためには、それぞれの政党がしたいであろう主張に照らして
 その後の情勢を見極めるためのヒントのようなものを
 もっと広めなくてはいけない
ように思うのだが、
 選挙報道とは、いつからああやって煽りに徹するようになったのか。
 特定の候補者や選挙区の状況を報じて、それをどうしようというのか。
 無関係な地域に住む人間にすれば、何の意味もないことだ。

 そのように煽りがベースにある報道が、
 果たして判断材料として本当に有効と言えるのか

 また、報道機関によってもその色合いや報じ方はまちまちだ。

 大切なことは、マスコミの煽りに乗ることなく、
 メディアリテラシーをしっかり養った上で
 冷静に報道を見ていくこと
であり、その上で、
 マスコミに流されるのではなく、自己判断で投票に臨まなければいけない。

 それを踏まえて、マスコミも公平な判断材料を我々に提示するよう
 最善の努力を尽くさなければならない
。それができないようなら、
 「知る権利」を負託することなど、とてもできないと考える。

【3】政治に関心を持とう

 最後に、我々有権者の側について。
 我々有権者は、政党や政治家のリアリティのない言葉であるとか、
 それらを誇張してみせるだけのマスコミの煽りに触れるうちに、
 政治そのものに対して絶望感だけを植え付けられてはいないか

 もちろん、そういうことをする連中が悪いのは確かだが、
 何故そうなるかと言えば、受け手である我々の側も
 基本的なところで政治に関心を持っていないからこそ
 そのようなことになってしまう
のだと言える。

 確かに、政治というものは我々にとって難しいものだし、
 実社会で毎日当たり前に暮らしている人々にとっては
 縁遠く感じるものでもある
だろう。それは私にもよくわかる。

 けれども、それらを忌避して全てがやり過ごせるわけではない。
 例えばもし、選挙の結果、日本がおかしな方向に進んだら、
 「ああ、あの時選挙に行っておけば」なんてことを悔やんでも
 その時にはもう手遅れになっている
ことだってあり得る


 そのような悔恨を残さないためにも、選挙に参加し、
 自分の意思を示すことは大切
なのである。 
 そのためには、どんなに小さなことでも身近なことでもいいので、
 政治に関心を持ち、考える機会を持つことが大事
だ。
 最初から全てを考える必要なんてないほんの些細なことでいい
 切り口は何でもいいので、政治について考えてみる
 そこから一歩が始まるのだ。


何だかんだと書いてはみたが、結局のところ選挙に行かなければ
何も始まらない
のであって、それ故に今回に限らず、
選挙と名のつくものには出かけた方がいい

政治は確かに難しいし、縁遠いものかもしれないが、
私たちの暮らしがかかっている大切なものである。行かない手はない。

みんなで選挙に行こうじゃないか。
posted by KAZZ at 20:41 | 島根 ☔ | Comment(3) | TrackBack(2) | 国内政治(選挙)
この記事へのコメント
今晩は。
突然ですが、他人がドメインを取得した日にちって確認できるんでしょうか。
先日読んだブログに「平山がlove-nippon.comと.jpを取得したのは、どちらも8月13日」てな事が書いてあったので、ちと確認できるのならしてみようと思ったのですが、方法があれば教えて下さい。
8月13日といえば「田中、亀井会談」と報じられた日のはず。
ネタになるかと思ったんですが。
お願いします。
Posted by 信州ヒグマ at 2005年09月06日 20:43
度々すみません。
いろいろやっていたら、ドメインサーチのページが見つかりました。
やはり本当でした。
つまり亀井と合ったときに「新党立ち上げ」が決定していたという事みたいですね。
Posted by 信州ヒグマ at 2005年09月06日 21:27
コメントが1件ダブっていたので削除しておきました。

>つまり亀井と合ったときに「新党立ち上げ」が決定していたという事みたいですね。

ドメイン取得が会談と同日なら、そうなんでしょう。
Posted by KAZZ at 2005年09月06日 22:19
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世論調査キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
Excerpt: 今日、朝日新聞から世論調査の電話がかかってきました。 もちろん、内容は9.11の衆議院選挙についてで
Weblog: ??淡光??
Tracked: 2005-09-05 22:28

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